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トマトは丈夫に育つか!根こぶ線虫と青枯れ病が心配だ。

こんにちは、久留米からです。

去年の秋から、ずっと1週間に1回か2回雨が

降っている、これも温暖化のせいですかねえ。

 

トマトが育たない。

ここ数年、トマトを育てきらんごとなった。

 

極端に言うと、植えても植えても、ある日突然に

ぐんにゃりしおれて、その後枯れてしまう。

ほったらかしにすると、今度は伝染して、両脇が

やられる。

 

なにしろ、実が太りだして色ずく前に、こうなるから

まつこ&有吉じゃあないけど、いかり新党(心頭)だ。

 

だが、この怒りを越さないと、楽しいトマト生活は

出来ないし。

 

家人は「毎年の病気が始まった」とあきれ顔している。

 

ところが喜ばしいことがあった。

例によって、図書館から借りてきた現代農業2017,2に

「土壌消毒は、根に勢いをつけるためのもの」という

記事があった。

 

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土壌消毒とは、土ごと発酵のように微生物圏を作り

上げているものを含むとしてあり、幼い根の時代を

この消毒圏内で育つと強くなり圏外に出ても、病気に

なりにくいとしてある。

 

なるほどねと納得。

 

土ごと発酵の有効性が証明されたようだ。

今年のトマト作りの前途に、明かりがさしたかな。

 

この前にこんなことがあったよ。

耕していると、畑に入れた牛糞堆肥がかたまりで

残っていた。

手のこぶしの大きさである。

 

スコップの端でつついても壊れない。

あれ、どうして、なぜと手に取ってしげしげとみる。

細い糸状の根が、無数に絡みついている。

 

この無数の根が、堆肥のかたまりをまとめている。

この根は、堆肥の栄養分に集まってきたのか。

 

それとも、1本の根がここまでたどりついて、しめしめ

ご馳走があると、ここで繁殖したのか。

 

更にそれとも、これは最近思っていることだけど

たどり着いた1本の根が、この堆肥は発酵して

良い微生物がいっぱいだから、安全で住み心地が

良いやとなったのだろうか。

 

現代農業の記事を読んで、ああ、住み心地良しだと

了解しました。

 

キューリのゆりかご栽培はよく似ている。

先日のゆりかご栽培は、なんか似ているようだよ。

 

玉葱の根が土の中で、良い微生物を育てている。

その圏内に、キューリの種をまいて育てる。

 

それは、消毒された圏内と同じのようだなあ。

 

生まれてすぐの赤ちゃんは、母乳をいただいて

病気にならないように、なっていると聞いた

ことがある。

 

いちはやく、お腹の中を母親譲りの丈夫な

微生物にしてしまうからだろう。

 

なるほど、ゆりがご栽培だねえ。

 

病原菌は根が傷ついたところから侵入する。

これは、私の勝手な思い込みかもしれないが。

 

トマト苗を、畑に植え付ける時、どんなに丁寧に

扱ってもポットから外し植え付けるまでには

根が傷つく。

この時にねこぶ線虫がとりつき

傷をつける、ここから青枯れ菌が侵入して

ゆるゆると育ち、実が色ずく頃に幹を詰まらせる。

 

血管のコレステロールみたいにね。

 

この時の根回りが、土壌消毒の圏内であれば

良いことになる。

 

いろんな治った例があるが。

ヨモギの汁で治った。

鶏糞の焼き灰の汁で治った。

石灰水で治った。

 

などなど、育成途中で治ってくれるのが、一番理想

なんだけどなあ。

なかなか、都合が良い決定打はないようです。

 

土の中は見えない。

土の中の根っこの動きは見えない。

だから、妄想をたくましくする。

だから、野菜つくりは面白い。

 

今日も、良い日で、良い野菜が出来ますように。
 
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