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旬は、その野菜が一番おいしい時期、えっ出始めのことじゃないの。

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カボチャの旬は、走りが9~10月、盛りが10~11月、名残りが11~12月

 

朝の会話。

 

徒長する
 
私「作物の茎や葉が、無駄に伸びる、と書いてある」
奥「まいた種が多すぎて、ヒョロリとしたのがいっぱい出るのね」
私「満員電車でギュウギュウ詰めは、上に伸びるか、ならば
  エステはいらないなあ」
奥「・・・・」
 
こんにちは、久留米じいじです。
 
天気予報では、やっと安定した天気が続くとのこと。
これで、作業に精を出せるね。
 
 旬とは
 
他の時期よりも、新鮮で美味しく食べられる時期
出盛り期ともいう。  「ウィキペディア
 
しかし3通りの意味でも使われるとあった。
なんだかややっこしくなりそう。
 
その1 季節を先取りするはしりと呼ばれるもの。
これだ、私が覚えていたもの。
 
その2 収穫量がピークに当たる時期。
なるほど。
 
その3 素材が最もおいしい時期。
これだ、これこれ、1番と3番で考えるからややっこしくなったよ。 
ところがどっこいだよ。
 
その旬は3回ある。
 
「走り」「盛り」「名残り」だってさ。
    「WEB なるほどマガジン 味の素パーク」
 
ん、「名残り」は「なごり」なんだ。
 
イルカの「なごり雪」は、いつもひらがなで書いてあるから、気がつかなかったよ。
無知な自分を棚上げにして、苦しい言い訳だな。
 
カボチャは、走りが9~10月、盛りが10~11月、名残りが11~12月
ダイコンは、走りが10~11月、盛り11~1月、名残りが、1~2月だった。
他の野菜のことは、書いてなかったよ。
 
ウィキペディアの1から3は「1が走り」「2が盛り」「3が名残り」になるから
全部正解だなあ。
 
だから、本当にうまいものは、少し遅れて収穫する完熟したもの。
 
あるいは冬の時期に、寒に当てて凍らないよう、でんぷん質が
増えたものといえるかもね。
 
「ばあちゃんに習ったよ、寒に当たった白菜やホーレン草は美味しい」が
おくさんの口癖だよ。
 
昔の人は、良く知っていたと思うね。
 
相当に古い人の歌で、今宵出船か、お名残り惜しやの
このお名残りもそうなんだろうか。
 
ああ、この歌は「出船」という歌だった。
 
こんな歌詞だよ。
 
今宵で船か、お名残り惜しや
暗い波間に、雪が散る
船は見えねど、別れの小唄に
沖じゃ千鳥も、泣くぞいな
 
今鳴る汽笛は、で船の合図
無事に着いたら、便りをくりゃれ
暗い寂しい、灯影の下で
涙ながらに、読もうもの
 
「お名残り惜しい」は「心が引かれて、別れるのがつらい」ということだそうだ。
野菜のなごりとは少し違うけれど、美しくて、悲しいね。
 
別れ、会えない、便り、時間がかかる。
現代はスマホ、メールで即返事。
この時間差は、なんだろう。
悲しむ時間も、消滅した。のか。
 
年中、店に出ている野菜や魚。 
野菜や魚や食べ物の「旬」という言葉も、いずれ無くなる運命だろうね。
 
素材のおいしさは、無くなってしまう。
おいしかったという言葉は、味付け後の言葉になるかもね。
 
今日も、明日も、良い一日でありますように。
 
 
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