タマネギ苗を植えよう、５穴のマルチを使う、具合はいいよ。
一畝全部で２００本植えられます。これは仮に置いたものです、正式には耕してから。
こんにちは、久留米じいじです。野菜を２０年作っています。
雨が止んだらと思ったら、今度は台風１８号です。
今年は、雨と風で野菜が育つ時間がないようですね。
困ったもんだ。
朝の会話
神様が頼り
私「神様から、野菜つくりを頑張ったねと、言われたいから」
他の神様にお願いしたよ。
奥「・・・・」
３年前から、５穴のビニールマルチを使っているよ。
例のベテラン氏が、端切れでいいならやるよと、持ってきた。
長さは７メートルで１メートル弱足りないが使うことにした。
ビニールマルチの利点は、草取りが楽、肥料が半分でいい。
タマネギ苗を植え付けた穴から、出てくる草が大きくなったら抜くだけ
非常に簡単。とにかく穴のまわりだけだから、絶対量が少ない。
玉が育ちだして草をとるのは、間隔が狭くてたいへんだった、手をさしこみ
葉っぱを折らないようにと神経を使った。
肥料は、いつもの半分でいい。
本当に、うすくまかないと少ないので足りない。クワで軽くかき混ぜる。
植え付けの時期。
ここらでは、１１月下、１２月上ぐらい。
地域によりいろいろだよ。お隣の佐賀県の久留米に近い地域では１２月下ぐらいまで
南の方の大牟田では、正月過ぎに市が立つ、ここで苗を手に入れることができる。
だから、植える時期は１月中になるよ。
育成期間が５ヶ月あるから大丈夫なんだろう。
苗選びが大事。
鉛筆の軸より大きく育ったものは、買わない。
育ちすぎて丈が長い苗は買わない。
しかし、最近は苗が良くなったので、あまりこういうものは見なくなった。
植え付け。
植え付ける位置は決まっている、これは楽ちん、何も考えなくていいからネ。
あとは植え付ける深さ、これは指の第一関節の深さ、２から３センチくらい。
指でちょいと掘って、苗を入れる、この時に根っこのひげが外に出ないように
押し込む。
抜けないようにまわりの土をおさえておく、浅く植えるから時々抜ける。
当分、毎朝点検ですよ。
深く植えるとたてのだ円形の玉になる。浅く植えるとペチャンコの平ったい
楕円形になる。
正常だとまん丸になるよ。しかし、味は変わらないからご安心を。
追肥。
だいたい１２月までに１回と、２月の節分のころにもう１回。
これも必ずと言う訳ではない、育ちの様子を見ながらだよ。
無肥料でない限り、育ちが悪いことはない、心配するのは育ちすぎ。
メタボになると、病気を呼び込む、虫も呼び込む、とう立ちも心配だ。
「じゃあ、なんで見分けるの」
「そりゃ、カン、カンだよ、長年培ってきたカン」
「それをいっちゃあ、おしまいだ」とベテラン氏はいうが、当の本人が
「カン」と良くいってるよ。
野菜全般のことだけど、深い緑、濃い緑、黒っぽい緑は肥料過多。
野菜は、黄緑、若葉色の緑が正常だよ。
それぞれの野菜については、「やっぱり、カンだなあ」
「で、追肥はどうやるの、マルチを外すの」
「いいや、穴にぱらっと、小さじ半分ぐらい、パラパラだよ」
この追肥の話は、ここの地域の話だよ。
北の寒い地域なんか、全然やり方が違うと思うよ。
収穫。
時期は梅雨入りの前６月上旬、早く出来上がった時は５月の下旬くらいだよ。
マルチをしているからちょいと面倒、いい方法があったらこちらが
教えてもらいたいよ。
破れてもいいやという金持ちなら、そのまま引っこ抜く。
マルチをもったいないと、そのままで最使用するなら穴を広げながら
玉を出す、ビニールが少し破れても構わないの気持ちでね。
そのあと引き抜く、これだと畑も一緒に再使用できる。
保存。
たまねぎは、そのまま畑で２～３日干しあげる。
雨には当てない。
半乾燥状態で家屋の近くに持ち込む、更に首の細いところが完全に
乾くまで干しあげる。
ここをキッチリとやらないと、吊るしてから腐って落ちる。
カラカラに乾いたら、片方４～５個結び、もう一端に同じように結ぶ
振分け荷物状態に作る。
「振分け荷物は時代劇の世界だよ、やくざが旅するときに
肩に振り分けて、小さな荷物を持っているだろう、あれだよ」
これを、軒先などに吊るす。これでおしまい。
台風が来ても、今日も、明日も、良い日でありますように。
まとまりのない文を、読んでいただき
ありがとうございます。
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