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タマネギの苗が肝心、最初が肝心、苗半作という言葉があるよ。

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この大きさを作りたいね、うさりんと玉子が再登場、モデル志向か。

 

こんにちは、野菜つくりが大好きな、久留米じいじです。
 
いつの間にか後期高齢者になりました。
 
夕べ、ブログ村の新着記事を見ていたら、タマネギを種から
育ている方が多いよ。
苗から植えようと書いたから、ひんしゅくをかうかな。
 
朝の会話
 
高貴な高齢者
 
私「いつの間にか、後期高齢者になったなあ」
奥「そうですね、いつの間にか、でしたね」
私「今度は、90歳になって高貴な高齢者になるか」
奥「美智子妃殿下の写真集を借りてきて、スタイルの研究を
  しなくちゃあ」
私「・・・・」
 
苗選びに苦労するのは、昔も今も変わらないねえ。
 
売っている苗は、ここ数年で非常によくなった。
大きさも一定で、100本キッチリとそろっているよ。
昔は、育ちの良いもの、小さいものが、100本束の中に混在していた。
 
育ちすぎたもの。
 
鉛筆の軸より大きいもの、これは育ってとう立ちする。
 
とう立ちは、つぼみがついてネギ坊主が出来る。
出来上がった玉が硬くて食べられない。
 
全部ではないが、出来る可能性が高いよ。
 
私の一番ひどかったときは、100本中に40本ほど、立派なネギ坊主になった。
くやしかったから「サギだー」と叫んだ。
 
それ以来、その店ではタマネギ苗を買ったことはない。
 
育ちすぎて、長いもの。
 
上部を3割ほどで切って植えるそうだが、病気が入りそうで使ったことがないよ。
 
育ちが小さいもの。
 
テキストで、小さいものはまとめて植えると書いてあるが、程度によるよ。
線香みたいに細いものは駄目、冬の寒さにやられてしまう。当たり前か。
 
だから、やや小さいかなあというのをまとめて、同じグループとして
植え付ければいいよ。
 
苗の値段が高くなった。
 
倍以上に上がった、なぜだろう、たとえ肥料が上がったにしてもこれは
ひどいと思う、消費税の便乗値上げか。
 
だから今は、50本単位で売っている、これは決して消費者のためじゃあないよ。
自分たちが値段を高くした結果だと思うよ。
 
苗の種類が増えた。
 
これはもう、いろいろだ、説明しきれないよ。
このタマネギを使い分けるのは、レストランのシェフぐらいのもんだよ。
 
昔は、普通と早生だったが、今は、極早生、早生、中性、中晩生、晩生だもんね。
そんなに誰が使い分けをするのかなあ。
 
普通といっていたのは、多分晩生のことだと思うけれど、自信がないよ。
確かに、サラダなんかで生食をするのは、早生系がいいようだ。
 
だが、早生系のものは、保存がきかないよ。
少し作ってさっさと食べてしまえばいいがね。
 
こうゆうこともある。
 
ある時期、小規模の苗の生産者から直接、割安で買っていた。
3年続いて病気になって、不作だった。
 
少し疑問になって、直接生産者の苗床を見てきた。
おなじ苗床を10年以上使っている、土は数年に1回半分を入れ替える。
3割くらいは育たないという。消毒はキチンとしていると真面目な顔で話す。
 
相当に無理して作っている。
丁寧にお断りを入れて、買わなくなった。
 
苗はなやましい。
 
どんな育て方で、出来上がっているかわからない。
だから、タネから育てる手がある。
が、ベテラン氏は
「死ぬほど神経を使う、寿命が縮む、長生きしたいから、俺はやらない」という。
 
苗半作といわれている。
 
いい苗に当たると、「半分は出来上がったも同然」ということだそうだ。
 
あとは、良い苗に当たりますようにと、神様に願うだけ。
そうだ、高塚のお地蔵さんにゆこう、お参りしておみくじを買ってこよう。
 
孫たちに、自慢が出来る、野菜が出来ますように。
 
 
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