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ガンの予防になるか、大好物のブロッコリー

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ブロッコリーの花

久しぶりの雨だった。
 
ブーメラン台風という、とても珍しい迷走台風が東北を通り
九州に来た12号台風は、途中で消える忍者台風だった。
テレビでは、21日ぶりの雨だといっていたよ。
途中夕立らしいものが降ったけど、からからに乾いた畑には
「焼け石に水」ならぬ「焼け畑に水」だったねえ。
 
このことが、畑がメインテーマのこのブログに、畑のはなしが
なかったわけなんだよ。
 
すると「なんとも苦しい言いわけですね」と奥さんが笑った。
 
でもこの雨で耕すことができるようになったから、今からが
秋冬野菜つくりのスタートだよ。
 
今回の主役はブロッコリーだね。
 
家族は皆ブロッコリーが大好物で、大皿いっぱいに茹で
上げたものが、ペロリと無くなってしまうよ。
 
マヨネーズを付けて食べる美味しさは、ゆで加減が命だね。
単純きわまる素朴な料理だから、硬くても軟らかくても旨くないよ。
 
おくさんが蒸したものは、栄養分が流れ出さないから味も良いと
聞いてきて、試してみたが、昔からなじんだゆでた味のほうが
おいしかったよ。
 
ブロッコリーはキャベツの仲間、それとすっかり有名になった青汁の
もとのケールも同じ仲間だ。
そうそう、カリフラワーもそうだね。
 
このグループは、野菜の中では割と病気に強いよ。
 
最近は、ブロッコリーががんの予防に効くようで、この種から作った
スプラウトという、モヤシ状のものを店でよく見るよ。
 
スプラウト用に、種取をするかと花を咲かせたが、なにしろ種が
細かくてあつかいにくいから、お手上げばんざいだったよ。
 
現在は畑に植えるのが1列7~8本になったから、苗は昔からある
地域の種苗店で買ってるよ。
この店は、苗つくりを近くの農家に委託生産しているから、ここらの
気候にぴったり合った、植え時の苗が手に入るよ。
 
全国規模のスーパーの苗コーナーは、どうも関東あたりの気候に
合わせて苗が作られているようだなあ。
ここでは時期が早いのに売られているよ。
少し早すぎるなあ。
残暑で苗がくたびれているようだよ。
 
このブロッコリーの大敵は、モンシロチョウの幼虫の青虫と
ヒヨドリツグミの鳥たちなんだ。
青虫は早く一人前のモンシロチョウになろうと、一生懸命頑張っている。
だから、食欲がとても旺盛で、葉っぱのアッチコッチをかじる。
それに、親のモンシロチョウが、葉っぱの裏に卵を産み付けているから
セッセと青虫を退治しても、次から次に出てくる。

これはではまったく、いたちごっこだよ。
でも、ほったらかしにしていると、葉っぱが網状になってしまう。
 
ヒヨドリツグミの鳥たちもやっかいだ。
バリカンで刈ったように葉っぱをかじる、それも集団でやってくる。
EUをめざす難民のようにね。

こっちに来たら駄目だと防虫ネットを張る。
これで、ヒヨドリツグミの問題は万事解決だ。
もちろん、モンシロチョウも寄り付けないよ。
 
しかし、EUの難民問題は大変だね、
なんとか、EUにも難民にも良い解決方法が見つからないものかねえ。
そう願っていますよ。
 
もう少し、涼しくなって苗を植え付けよう。